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シンポジウム・イベント

東海大学農学部と熊本市動植物園で共同開催する(した)シンポジウムやイベント

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2018年度シンポジウム(2018年9月30日開催済み)

「動物たちの親子関係」
~動物園で動物の社会を考える~

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動物園の役割の一つに、野生希少動物の「種の保存」があり、その役割を達成すべく飼育環境を整えています。しかし、限られた個体数や環境の中で生育する動物の社会化が問題視されています。そこで、動物の親子関係や動物が形成する社会について知ってもらい、幼少期の社会化の重要性を考える機会とすることを目的としたシンポジウムを開催しました.
併せて、高校生対象プログラム「ここが変だよ動物園」の一貫で、動物園の抱える問題点について、参加した高校生の意見紹介の場を設けました.


・動物園動物の親子関係 ~動物の正常発達をめざして~
 熊本市動植物園 松本 充史
・ほ乳類の子育て ~幼少期環境の影響~
 東海大学農学部応用動物科学科 助教 今井 早希
・チンパンジー母子の長くて深い絆 
           ~母子分離の長期的問題~
 京都大学野生動物研究センター熊本サンクチュアリ 
         特定准教授 森村 成樹


・総合討論「動物園はどこに向かう?
        ~高校生の提案を軸に~」
 コーディネーター:東海大学農学部応用動物科学科 
​          教授 伊藤 秀一
 パネリスト ・村上 美香(ヒトコト社 代表)
       ・3名の講師
       ・「ここが変だよ動物園」参加高校生

2017年度シンポジウム(2018年3月17日開催済み)

「アニマルウェルフェアって何?」

~動物園で動物の幸せを考える~

熊本市動植物園は子どもたちをはじめ来園者に楽しい場を提供するレクレーションの場としての役割があると共に、展示動物も快適に過ごせるように、福祉向上に配慮し、その習性にあった環境で飼育することにも努めています.このシンポジウムは、動物の福祉(アニマルウェルフェア)について、基礎から動植物園での実践、さらには野生動物保全まで様々な角度から知ってもらい、動物と人との関わりを考える機会とすることを目的として開催しました.

講演と質疑応答
・アニマルウェルフェアとは? 
  ~農用動物と展示動物の法令・実例~
 東海大学農学部応用動物科学科 教授 伊藤 秀一
・ 動物に配慮した展示法 
  ~熊本市動植物園の取り組み~
 熊本市動植物園 松本 充史
・ 野生動物保全とアニマルウェルフェア
 京都大学野生動物研究センター熊本サンクチュアリ
 特定准教授 森村 成樹

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2015年度シンポジウム(2017年2月27日開催済み)

「集まれ!くまもと生きものがかり」

~動植物園から生物多様性を考える~

熊本市動植物園は子どもたちをはじめ来園者にレクレーションの場として親しまれており、年間70万人以上の来園者が訪れています.そこで,熊本県内で生物多様性に関係する活動を 行っている事例等を知ってもらい、将来、生物多様性の学習と情報発信の拠点として動植物園をどう活用していくのかパネルディスカッションを行い、生物多様性という視点で動植物園のあり方を考える機会とすることを目的として開催しました。

講演およびパネルディスカッション

・ ナイルティラピアの食性と低温耐性 
         ~見えてきた生態系への影響~

             真和高等学校生物部

・ 農村地域における資源保全活動について

     水土里ネットてんめい 事務局長 永井幸人

・ 意外と知らないモグラの話
         ~モグラから見る生物多様性

  東海大学農学部応用動物科学科 助教 樫村敦

・ いざ草原へ!~みんなに知ってほしい阿蘇の草原~ 

 九州地方環境事務所阿蘇自然環境事務所 草嶋乃美

・ 野生植物と農作物の深い関係

 東海大学農学部応用植物科学科 教授 長野克也

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2015年度シンポジウム(2015年11月28日開催済み)

「動物園は博物館?」

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熊本市動植物園は子どもたちをはじめ来園者に楽しい場を提供するレクレーションの場としての役割があるとともに、県の博物館相当施設として位置づけられています。

動植物園の博物館としての役割を考えるために、登録博物館である日本モンキーセンター伊谷園長を講師に迎え、動物園と博物館の関係、将来に向け動物園がどういった役割を担うべきか、博物館という視点で動物園のあり方を考える機会とすることを目的として開催しました.

講演

・動物園と博物館の歴史  

  東海大学農学部応用動物科学科 准教授 伊藤秀一

・熊本市動植物園の歴史

  熊本市動植物園長 松崎正吉

・博物館から見た動物園

  熊本市立熊本博物館 動物担当学芸員 清水稔

・「登録博物館としての動物園:
         公益化に伴う変化と展望」

 公益財団法人 日本モンキーセンター 
​       世界サル類動物園 園長

 及び京都大学野生動物研究センター 教授 伊谷原一

2014年度シンポジウム(2014年11月22日開催済み)

「大人も知りたい 動物園の楽しみ方教えます」

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動物園にはレクレーションの場としての役割があり、子どもたちをはじめ来園者に楽しい場を提供しています。しかし、動物園の役割はそれだけではなく、種の保存・環境教育・調査研究といった役割も持っています。大人の来園者が動物園を楽しみ、何かを学ぶために、どのような目線で動物園を見ればよいのか。そのような動物園の役割を考えるシンポジウムを開催し、動物園の在り方を学べる機会としました

①3名のパネリストによる動物園についての話
②園長も含めたパネルディスカッション

パネリスト
○よこはま動物園ズーラシア園長 村田浩一
○東海大学大学院農学研究科修士2年 八代梓
○熊本市動植物園獣医 長井和樹

2013年度シンポジウム(2013年10月12日開催済み)

ニホンザルエリアオープン記念シンポジウム
『里山ってなに?~人と動物の出会う場所~』

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熊本市動植物園のニホンザルは、野生ザルによる農作物等の被害に困っていた相良村が熊本県に駆除を申請し、県の依頼を受けて本園の職員が捕獲し、昭和42/43年に相良村から連れてきた個体群です。2013年にリニューアルオープンしたニホンザルの施設はその相良村の生息環境をできるだけ再現した施設であり、奥山エリアと里山エリアに分かれています。里山とは人が関与した山であり、人と動物の関りが深い場所です。そのような関りを考えるシンポジウムを開催し、人と動物の関係をわかりやすく学べる機会としました.

パネリスト

 ○東海大学教授 岡本智伸

 ○京都大学野生動物研究センター 
​       技術職員 鈴村崇文

 ○森林総合研究所九州支所 安田雅俊

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